
こんにちはー!
大丈夫さんです!
脳の無意識の勘違いシリーズ第4弾です!最終回!!
長かった脳の無意識の勘違いシリーズも今日の記事で終わりです!
皆様、さまざまなコメントいただきありがとうございました!

コメントひとつ届く度に、ヒノカミ神楽1回舞って喜んでるよ〜。
無惨様もボッコボコだよ〜!
今回も、なかなか難しい内容になっているかもしれませんが、
この脳の無意識領域の「勝手な思い込み」を理解することによって、もっともっと視野を広げる事ができたり、自分や他人に優しくなれたり、色々な活用法があると思い、皆さんに知って欲しくてシリーズ化しています!
ぜひ最初から読んでいただき、日常生活で意識できるように気をつけてみてください!
Part1はこちら↓

Part2はこちら↓

Part3はこちら↓

ではさっそくいきましょう!

はい!今日で最後だよ、オオカミさん!
きてきてー!

んだよ、今そこでウサギ食ってたのによ!!

口に血がついてるよ!はい、拭いて拭いて〜。
脳の無意識な思い込み 紹介!
内集団バイアス


これは、自分の所属するグループ(国家、宗教、グループなど)の意見を『信用しやすい』っていう思い込みだよ〜。
『自分が所属している』ってだけで、途方もない主張でも信じてしまうんだ。

なんかそれ、怖いな。
周りから見たら、『絶対おかしいだろ!』って思うことも、中にいる自分では気付かないってことだろ?

そうだね。
例を挙げてみるけど、多分心当たりあるんじゃないかな。
- 日本に所属しているから、日本は世界一安全だと思う
- 運動部に所属しているから、文化部や無所属の人をなんとなく下に見てしまう
- 会社の中の『変なルール』に、長年所属していると気付かない。新しく入ってくる人は違和感を感じているが、所属が長い人から見ると、そのルールに当てはまらない人は『ダメな人』とレッテルが貼られる

結構身近に存在するよ。
皆さん自分の周りの内集団バイアスを考えてみてね〜。

これに気付くにはどうしたら良いんだ?

この集団の中には、『なんとなくおかしいな、これ』って気付いている人もいるからその人たちの意見を聞いてみると良いかもね。
あとは、全く無関係の人に『意見』を聞いてみるといいかも。
あとは、この内集団バイアスって全部が全部、悪いことだけじゃないってことも覚えていた方がいいかも。

あー、このバイアスも元々は『自分の居場所を作るための方法』として存在しているってことか。この反応自体は自分を守る防御手段ってことだな。

そういうこと!
立場固定

立場固定と言うのは、ある決定や、考えをずっと固定していると、それが正しくないことに気付くことができなくなるっていうことだよ〜。

いわゆる頑固な人は、この立場固定に縛られている可能性があるってことか。

うん、そうだね。本人は無意識に自分の意見を主張していると思っているけど、本当は自分の安全領域から出るのが『怖い』から立場を固定して『安定』させようとするんだね。

これも、自己防衛の方法の一種なんだな。

新しいものにチャレンジするときに『難しい思ってしまう』のも立場固定の無意識な思い込みによるものだよ。
実際にやってみると『そうでもなかった』と思うことが多いのはこの影響だね。
観測選択効果


例えば、自分がAirpodsを買ったとするでしょ。

おう、耳からうどんな。

そうすると駅とか道端で、耳からうどん出ている人が『意外と多くいることに気付く』ようになるって言うのがこの観測選択効果なんだ。

カラーバス効果と同じだな。

厳密に言うと、カラーバス効果は、『〇〇を見つけようと意識する』→『〇〇が多いことに気付く』って言うだね。
今回の観測選択効果は、『意識が高まっている状態』の時は、無意識に『目に入ってきやすくなるから、実際はAirpodsの使用者の量が増えているわけじゃないけど、多くなっていると感じてしまう思い込み』って感じかな。

『最近、Airpods使っている人増えたな〜』と思ったら、前から人数は変わってないけど自分が気にし始めたから、多く見えるようになっただけってことか。

そう言うこと!
それが『事実でなくても、そう思えてしまう』から少し厄介だね。
パレイドリア

これは多分みんな経験があると思うけど、例えば点が3つ点があると『人の顔』に見えたりするよね。

ああ、シュミラクラ現象な。

おー良く知ってるね。
シュミラクラ現象とは・・・
wikipediaより
人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが逆三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。心霊写真と呼ばれる現象の多くが、これで説明できるとされている。

このシュミラクラ効果は、顔に見えるもの限定で意味付けをするけど、
僕らの脳は『空に浮かぶ雲』とか『トーストの焦げ目』、『無意味な物音』なんかにも、何かしらの意味を勝手につけてしまう傾向にあるんだよね。それが『パレイドリア』って言う心理現象なんだ。
- なんかカサっと聞こえた! → オバケの仕業だ!
- うろこ雲をみた! → 地震の前触れだ!
- トーストの焦げ目がイエス・キリスト→ 神のお告げだ!!お願い事をしなければ!!キリストースト様!!(glee シーズン2の第3話より)

例としては、こんな感じかな。

無関係のものと結びつけたくなる思い込みの『錯誤相関』と似てるな。(Part3に出てきたやつな)

人間の脳って、何にでも『意味づけ』をしたくなるものなんだね〜。
だからこそ、偉大な発見も見つけられたし、ここまで発展してきたとも言えるね!

ただの思い込みである場合が多いけど、それが本当だった時の爆発力はすごいな。
現状維持バイアス


これは『立場固定』の思い込みとほとんど同じかな。人間は、今までの『習慣』を離れるのが苦手なんだ。

今まで髪の色を変えたことがなかった人が、変えてみたら『素敵だね』『綺麗だね』と言われるようになったり、『似合ってないなぁ』『前の髪色の方が良かったかも』と思うことがあったり、『やってみて』わかることって多いよな。

チャレンジをするときに、この『現状維持バイアス』は壁になることがあるけど、『壁』に感じるのは『あなたが弱いとか決断力がないわけじゃなくて、こうした脳の無意識の反応のせいもあるんだよ』ってことを伝えたいかな。

チャレンジできない自分を責めないことってことだな。それは賛成だ。

それでも、少しずつでいいから新しいチャレンジをやってみて、『視野の広がり』を感じられるといいね!
まとめ

パート4にわたって、脳の無意識な思い込みについて説明してみましたが、たくさんありすぎて全てを理解することは難しいですね。
こういった脳の無意識な思い込みは、本来は『自分を守るため』の反応ですが、それが、自分にとって不利益に働く事もあると言うことを知っておくだけで十分だと思います。
この本では、こういった脳の無意識の思い込みの影響を受けないために
- 自分で意識して「質問する」
- 自分で意識して「観察する」
- 自分で意識して「調べる」
- 自分で意識して「実験する」
- そこから得た結果を「他の人たちに伝えてみる」
これらの行動をすることで、『脳の思い込み』の影響を最小限にすることができると述べてありました。

なんでも、「受け身」の情報収集だけじゃ損をしてしまうことがあるかもしれないから、その情報を信用する前に「一歩立ち止まって」「自分で色々探ってみる」事が大事!って事だね!

かなり勉強になったけど、長かったぞ!!

今度、ジビエご馳走するから許してオオカミさん!

ったく仕方ねぇな。
今回参考にした本はこちらです!

では、今回はこれで!
今回の記事、よかったなぁとか新しい気付きを得たよ!って方はコメントしていただけると大丈夫さん嬉しいです!
あと、TwitterでRTや感想付きの引用RTしてくれるとやる気が出ます!
コメント