【射幸心・依存】お金を使う前に知っておきたい4つの知識!

こんにちは、大丈夫さんです。

最近勉強した「お金の使い方」で、僕が知っておいた方が良いと思った知識を解説していきます。

知っておくだけでかなり大きなメリットがあると思いますので、皆さんもこんなお金の使い方をしていないかどうか振り返ってみてくださいね!

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目次

そのお金の使い方、後悔しない?

皆さんは物やサービスを買うときに、どんな基準で買うか買わないかを判断しますか?

  • 必要か不必要か
  • 手持ちが足りるか足りないか
  • 購入したらどんないいことがあるのか
  • ほとんど直観

ほとんどの人が「その商品を購入することで得られる未来」について想像して買うか買わないかを決めますよね。

直感で必要かどうか判断して決めているという人もいると思います。

お金は大事だ、という認識は共通のものですが、お金をどんなところに使うのかは人によって千差万別ですよね。

最近の商品は人間の本能にアプローチしてくる

ここで一度考えてほしいのは、購入することで得られる「嬉しい未来」だけを想像して商品やサービスを購入するのは結構危険なことであるということです。

これはなぜかというと、最近のビジネススタイルでは、商品を売る側が「人間の本能や無意識」を利用して販売促進してくるケースがものすごく多くなってきているからです。

人間の行動心理の研究が全然進んでいなかった数十年前と比べ、

現在は様々な研究が進んで「どんなきっかけがあると○○という行動をしたくなるのか」「リピートしやすくなるのか」など、

間の本能を上手く利用して購入を誘導するものがかなり多くなったと感じます。

AIの発達で人間の本能を狙った販促がもっと加速する

例えばYouTubeを観ていると、過去の動画視聴履歴から自分が興味ありそうな動画がたくさん提示されますよね。

これは技術の進歩で「その人が欲しいだろうなという物を自動で判断して画面に表示することで、次の行動を誘導」していると捉えることができます。

こうすることでより長くユーザーがYouTubeを使う時間が長くなるので、YouTube運営者側のメリットが大きくなります。

仕事から帰ってきてYouTubeを観ていたらあっという間に次の日になっていた、というのはこうした本能を刺激する行動の誘導によるものかもしれません。

時代ともに貯金できない人たちが増加している

先ほどはYouTubeを例に挙げて本能を刺激して行動を誘導されていることを紹介しましたが、僕たちの周りにはまだまだ多くの行動を誘導する商品やサービスがたくさんあります

こうした本能を刺激してくる物に囲まれていると、大事に手元に残していたお金はあっという間になくなっていきます。

金融広報中央委員会が2021年1月公表した「家計の金融行動に関する世論調査」では、一人暮らしの人の貯蓄0の人の割合が公開されています。

<一人暮らしの貯金0の人の割合>
20代:43.2%
30代:31.1%
40代:35.5%
50代:41.0%
60代:29.4%

そしてこの「貯金0」の方や「低貯蓄世帯」の方の割合というのは、年々高くなっています。(※厚生労働省の「無貯蓄・少額貯蓄世帯比率の推移」)

もちろん所得が少なくなっているという面もあると思いますが、無貯蓄・低貯蓄世帯の割合が増えているのは「貯金できないくらい物を買いやすくなった、買わされるようになった」ともいえるのではないでしょうか。

本能を刺激して購入意欲を促進する現代で、本当に自分に必要なものを買うためには、一人一人が「商品やサービスにどんな誘導が含まれているんだろう」ということを考える必要性が高くなったといえます。

これからの世界で購入する前に考えたいこと

次は時間とお金を奪われないために「物やサービスを購入する前に考えたいこと」を紹介していきたいと思います。

商品やサービスを購入する前に以下にあてはまる商品ではないかを確認すれば、お金を無意識に手放すことがきっとなくなりますよ!



依存性があるものではないか

依存性がある代表的なものはこのようなものが挙げられますね

アルコール
ニコチン
カフェイン
砂糖

これらのものって「体に良くない」イメージがあるのに、それがないとイライラしたり落ち着かなかったりなど、様々な症状がでてきてしまうものです。

特にたばこを吸っている人に話を聞くと、

いやほんと、やめたいとは思ってるよ。

止めたいと思ってるし、いつでもやめられるよ。

という言行一致がまったくされていない返事で、いつも疑問に思います。

依存状態になっていない側からすると、どうして?と思ってしまうレベルの行動や発言をさせてしまうのが依存性の高い物の怖いところなんです。

もちろん先ほど紹介したもの以外にも、依存性が高い物はたくさんあります。

これから購入する予定の商品は「依存性が高くないか」確認してから購入するように意識すると良いでしょう。

ちなみに依存性が高い商品ってタバコ以外のものは「依存性があるので危険です」というようには書いてくれていません。

これらを自分でしっかりと見極めるための知識とスキルを学ぶ必要があります。

射幸心をあおるものではないか

皆さんはこのような消費やサービスにお金を使っていませんか?

宝くじ
競馬
パチンコ
スマホアプリのガチャ

これらに共通しているものは「射幸心」をあおるサービスであるということです。

射幸心とは結論から言うと、「思いがけない利益や幸運を望む心」のことをいいます。

人間には「利益が出そう!」というものを見つけると、行動が促されるという心理があります。

しかも怖いのは「毎回きちんとした利益が出てくれるもの」よりも「利益が出るかどうかわからない」ものの方が、人間は強く引き付けられ、依存させられるということが研究により明らかになっています。

先ほど紹介した射幸心を煽る商品やサービスに共通しているのが、「ほとんどたまにしか当たらないようなもの」であるということですね。

日本では射幸心を使ったビジネスを行うことは法律上、賭博法によって禁止されていますが、それはただの建前でしかないのが現状です。

表向きは射幸心を刺激しないように見せて、実際は射幸心を煽る宣伝や仕組みで「行動を誘導」しているものがたくさんあります。

これから購入する商品やサービスが「射幸心」を煽る宣伝や、仕組みになっていないかをしっかりと確認してから、購入するかどうか決めるようにしましょう。

この時も「射幸心というものはどのようなものなのかを知っておく」ということが僕らの力になってくれます。



見栄をあおるものではないか

次に物やサービスを購入する際に気を付けるべきなのは「見栄を刺激するものではないか」ということです。

すごいと思われたい
お金持ちと思われたい
綺麗だと思われたい
頭がいいと思われたい
目立ちたい

このように自分を優れているように見せたい「見栄」というのは、これらは人間の行動原理に大きく結びつく感情です。

どんなひとでも、他人から良く見られたいという感情があります。

この見栄という感情をうまくビジネスに応用することで、商品の販売促進につなげているものというのは世間にあふれています。見栄を刺激する商品やサービスを上げるとキリがありません。

例えば一つの例として、「車」を購入するときに見栄を刺激されて、自分の手持ち以上の買い物をしてしまう人が多いと思います。

車は地方や家族で移動するためにはなくてはならない必需品ですが、それをあえてものすごく価格が高い「新車」で買う必要はないと思います。(あくまで僕の考え)

今ではレンタルすることもできますし、たくさんの中古車が販売されていますよね。

あえて同じ機能の車で、数倍も高い新車を買う必要は「見栄」を刺激されているものに他ならない僕はと思います。

もちろんその買い物をすることによって幸せな気持ちになるなら、全く問題がないと思います。

しかし購入するときにローンを組んだり、借金をするなど「自分の手持ち以上の買い物」を「自分の見栄」を満たすだけに購入しようとしていないかどうかは確認したほうが良いでしょう。

難しくされていないか

最後はこれから買う商品について「きちんと理解できる商品であるかどうか」というところに気を付けるべきだと僕は思います。

これはどういうことかというと、様々な商品やサービスには

あえて購入者側に理解できないように「難しく」することで、良い面だけを見せて悪い面を見せないようにする売り方があるからです。

具体的には「投資信託、携帯料金、保険」でしょうか。

皆に身近な事例の「携帯電話料金」で紹介していきます。

例えばリンゴ1個かうときは、リンゴ1個にかかる料金をそのまま渡せばリンゴを手に入れることができます。

しかし携帯料金の場合は、〇〇プランが〇円で家族も同じプランに入れば〇円引き、ネット回線も一緒にすれば〇円引き、〇歳以下の学生なら学割がきいて〇円引き、〇〇使い放題・・・

リンゴはその場で支払いが完了するので、そのほかに金銭的に損する機会はほとんどないのですが、携帯電話料金の場合は、かなり複雑です。

〇円引きという情報が多いので一見する「お得」に見えるかもしれません。しかし、

  • 例えば子供が独立して個別で契約したら?
  • 誰かが家族から外れたら?
  • 学生が終わったらどうなる?
  • ネット回線を別のところに切り替えたら?

このように〇円引きの旨味がなくなってしまうどころか、いままでサービスされていた料金が上乗せされた状態で月々の支払金額が増える可能性だって十分あるわけです。

携帯料金なら、支払ってさえいればスマホを使うことができます。

しかし保険の場合はいくらお金を支払っていても、保険が適用にならなければ払い損ですよね。

そんなリスクの高い商品を販売するには「あえて難しくしてとりあえず契約させる」という販売スタイルが取られるのです。

保険や携帯料金に関しては心当たりがある方も多いと思います。

不安な方は一度自分が契約しているものをしっかりと理解して、納得をしたうえでこれからも料金を払い続ける必要があるのかを検討したほうが良いでしょう。



まとめ

かなり長くなってしまいました、ここまで読んでくださってありがとうございます。

一昔前の状態であればここまで人間の心理や本能をついてくる商品というのはほとんどなかったと思いますが、今は本当に気を付けていないとお金があっという間に無くなってしまいます。

今回は知っておくだけで、お金が無駄に奪われることがなくなる知識について紹介してみました。

おそらく読んでくださったほとんどの人が、心あたりある内容だったと思います。

自分たちの資産を守るためにも「お金を守る力」を少しずつ一緒に身につけていきましょう!

では今回はこれで!またいつか!

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