
こんにちは、大丈夫さんです。
今回の記事では僕のおすすめ本を紹介します。
今回紹介する本はこちら
「藤本シゲユキ著:幸福のための人間のレベル論」
ちなみにこの本の著者の藤本シゲアキさんは
バンドマンからのホストからの女性向けの恋愛カウンセラー
という異色の経歴を持っていらっしゃいます。
これらの経験を通して、人間にはいくつかのフィールドがあって、さらにそのフィールドの人には明確な特徴があるという事に気付き、その内容を詳細に書き下ろしたのがこちらの本です。
すでになかなかのインパクトを感じると思いますが、決して軽い感じの内容ではなく、間違いなく新しい気付きを見つけられるとても濃い内容の本になっています。
人間のレベル論ってどういうこと?

人間のレベル論、って聞いても「え?レベル?」と思うかもしれませんが、こちらの本ではその通り「人間のレベル」が事細かに分けられています。
人間にレベルなんてあるかいな!と思う人が多いと思いますが、実際に読んでみるとすごい納得する内容です。
では具体的にどんな風にカテゴライズされているかを紹介していきますね。
具体的なカテゴリー
実際にこちらの本では人間を以下のレベルにカテゴライズしています。
レベルの高い順に
- お釈迦様フィールド
- ペガサスフィールド
- ライオンフィールド
- ねこフィールド
- ハリネズミフィールド
- チワワフィールド
- うさぎフィールド
- きつねフィールド
- けだものフィールド
これはあくまで筆者の藤本シゲユキさんが、そのフィールドの特徴にあっていそうな動物を選んでいるとのことなので、実際の猫が、犬よりもレベルが高い!という訳ではありません。
この中ではお釈迦様フィールドに属する人が一番「いわゆる人間ができていて幸福感を感じやすい人」で、下に下がっていくにつれて「レベルが低く幸せを感じにくい人」になっていきます。
ちなみに著者の藤本シゲユキさんも本中で解説していますが、
年齢が上だからといって、必ず上の方のレベルにいるということはないですし、明らかに年下なのに自分の上のフィールドにいるなぁ・・・と感じる人も少なくないそうです。
フィールドごとの特徴を読むだけでも面白い
書籍の中にはそれぞれのフィールドにいる人間の特徴が書いてあって、ただサラサラ読み進めていくだけでもとっても面白いです。
- どういった理由があってこのステージにいるのか
- このステージよりも上のステージにいくにはどうすればいいのか
- ○○さんはあのステージっぽいよなぁ
こんな感じで、レベルの階級を見るだけでもいろいろな思考ができるというのが本書の面白いポイントです。
気付いている人・気付いてない人の差

僕は最初、この本を手にした時は「人間に順位をつけるなんて・・・ぐむむむ」という若干ネガティブな視点で見ていました。
人間は一人一人価値があって、一人一人の良さがあるから、レベルの高い人間、低い人間なんてカテゴライズできるの?という疑問を持っていたからです。
この人間レベル論では、どういった人が上のフィールドにいるのかという区分けに「気付いている人」「気付いていない人」という言葉を用いています。
でも実際に本書を読んでみると、明らかに「気付いている人」と「気付いていない人」に違いはある、という現状に腹落ちしました。

8割くらいの人は気付いていない人
この人間のレベルのなかで
けだものフィールド~ハリネズミフィールド
に属している人は「気付いていないステージ」です。
著者の藤本さんが言うには、日本人の8割の人は「けだものフィールド~ハリネズミフィールド」の人みたいです。
じゃあ気付いている人ステージに行くにはいったい何に気付けばいいの!?と思いながら読んでいると、後半にしっかりがっちり書いてありました。
気付いていない人と気付いている人の差は?
実際に気付いていない人と気付いている人の詳しい説明はぜひ本を読んでいただきたいのですが、
僕が腑に落ちた、気付いていない人と気付いている人の大きな違いは、
幸せに生きるための土台を「自分自身に」もっているかいないか
だと感じました。
- 気付いている人は、自分自身でしっかり幸せになることができる人
- 気付いていない人は自分自身ではなく周囲に幸せにしてもらおうと考えている人
こんな感じでしょうか。
そしてもっとレベルの高いペガサスステージやお釈迦様ステージになると、自分が生きているだけで周りの人が幸せになるレベルの人。
という感じです。
皆さんも周りを見渡してみると、結構思い当たる人がいるのではないでしょうか。
いつも不幸そうにしている人、不幸そうにはしていないけど大変そうな人、いつも幸せそうにしている人、大変そうじゃないのに幸せな人、だれからも愛されている人、いるだけで元気をもらえる人
どうして同じ人間なのに、こんなに感じ方が違うのか。その答えがこの本に詳細に書いてあります。
読んで欲しいのは特に後半!

ただ単に自分がどのレベルにいるのか、気になる相手・嫌いな相手がどのレベルにいるのか知ることができるだけでも結構面白い本なのですが、
この本の後半は、気付いている人に変わるための方法が怒涛の勢いで書かれています。なのでぜひ最後までしっかり読んで欲しいと思いました。
というのも、僕はこの本、4年前くらいに手に入れたのですが
前半だけ読んで「あ~おもしろ!」と思って後半はさらりと読んで本棚の中にしまっていたんですよね。
もうほんともったいないと心から後悔しています。
それくらい「もっと早くに知りたかった内容」が凝縮されている事に気付き、先日めちゃくちゃ読みこみました。
圧倒されるくらいの内容の濃さで解説
幸福になるための本系の自己啓発系の本って、「~しましょう!」「~するとよいでしょう!」とかかれているだけで
具体的にどのような行動や考え方の練習をすればいいか、イマイチ良くわからないことが多いのですが、
この本では、僕ら一般人の目線で、気づいている人になるにはどのような行動や思考パターンを身につければよいのかまで追及されています。
著者の藤本シゲユキさんは、ご自身でも「けだものフィールドやきつねフィールドにいた闇に染まり切っていた僕」とおっしゃっています。
気付いていないステージのなかでも底辺に位置するフィールドから、気付いているステージまでレベルアップを果たした藤本さんだからこそ、
今気づいていないステージにいる人達が、どうしたらもっと幸せな気付いているステージに行くことができるのかを同じ目線で解説できているのだと思います。
まとめ:こんな人に読んで欲しい

ここまで、この本についていろいろな特徴となるポイントを解説してきましたが、僕がこの本を読んで欲しいと思う人はこんなひとです。
- 家庭・職場・学校などのあらゆる場面で人間関係がうまくいっていない
- 気分の落ち込みの振り幅が大きくて辛い
- 漠然とした不安を抱えている
- 未来に希望が持てない
- 自分に軸がなくて困っている
- いつも「いい人」止まりで終わる
このような人は、幸福のための人間のレベル論を読むことでいくつかの気付きがきっと得られると思います。
僕自身もだいぶ気付いていないフィールドの人間だったのですが、気づいているフィールドの特徴にもあてはまる思考ができるようになってきて、明らかに自身の成長を感じます。
自身の成長を可視化することができるツールとしてもとても有効に使える本になっていますので、
もし上記のような悩みを持っているのでしたら一読の価値は絶対にあると僕は思います!!
この本、実はかなり人気で昔はプレ値でなかなか手に入らなかったのですが
今なら電子書籍版なども販売されているみたいなので、前よりは手に入れやすくなっていると思います!(多分!)

では今回はこれで!ま~た今度!
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