
今回の記事では、
- 私たちが物事を継続できない理由
- 労力と報酬が見合っているかを考える
- 報酬が見合っていなければ労力を抑える
これらについて解説していきたいと思います。
物事を継続できない理由
最近、僕はまたブログ更新(もしくはnote)を継続して更新するようにしています。以前は100記事更新を目標に掲げていましたが、それを達成してしまった後はあまり充実感なくブログ更新を行っていない期間が続きました。
せっかくブログを書くという習慣を身につけたのに、もったいない!という思いがずっと心の片隅に残っていました。
ですが僕はブログという形よりも、今の仕事を安定させることを優先させていたのでブログを更新することができなかったのです。
ここでどうしてブログが続かなくなってしまったかの原因を探ってみると、そこには「報酬が労力に見合っていなかったから」という具体的な原因がありました。
辛い仕事を辞めない理由
「辛い」「行きたくない」「休みたい」皆さんは仕事に対して、このように考えることが多いのではないでしょうか。でも辛くても、どうして仕事に行くのをやめないのでしょうか。
もちろんそれは「生活」のため、ですよね。仕事をやめてしまったら給料が入ってこないので家賃も支払えませんし、食事すら出来なくなるかもしれません。
私たちが普段から辛いと考えている仕事をなぜ辞めずに継続できているかというと「報酬」が明確にもらえるからです。この時の報酬は量はあまり影響がありません。
いくら金額が少なくても毎月口座に振り込まれればちゃんとした報酬なので、継続することができます。 この給料という「明確な報酬」があるからこそ、「心の底からやりたくないこと」であっても続けることができるということです。
趣味・副業・習慣が続かないのは労力に対して報酬が伴わない時
では毎日キツイ仕事を出来る力はあるのに、どうしてやりたい趣味・副業・治したい習慣・取り入れたい習慣は続かないのでしょうか。
嫌な仕事でも続けられるのは「明確な報酬があるから」という事を踏まえて考えると、どんなことも継続できない理由の陰には「労力に見合った報酬がないから」といえます。
逆に考えれば明確な報酬さえあれば、やりたくないことでも私たちは続けることができてしまうということです。いかがでしょう、心当たりあるのではないでしょうか。
継続させたい時に考えるポイント3つ
ではこのことを踏まえて、ものごとを継続させるためのポイントについてまとめてみます。
継続のポイント①「明確な報酬が得られる仕組みをつくる」
ここまで読んでいただいた方にはお分かりだと思いますが、継続するポイントの中で一番大事なのはかけた労力に対して明確な報酬が得られることです。
例えば最近、僕がブログを更新し続けているのは明確な報酬があるからです。それは「ブログ収入」、といいたいところですが収入はまったくです。
ですが「学んだことをアウトプットして自分の脳に定着させる場を貰えている」というふうにを考えればそれが報酬と言えるのではないでしょうか。
僕が良かったなと思ったことや、新しく気付いたことに対して反応をいただけたり、また別な角度から新しいコメントを頂く事も僕の中では報酬です。反応や皆さんがどのようなコメントを返してくれるかは読めないので、ある意味ボーナスみたいな感じですね!
継続のポイント②「報酬に労力が見合っているか考える」
継続のポイント①と重なる部分でもありますが、取り入れたい習慣や継続したいことを行うときに労力が報酬に見合っているかをしっかりと考えましょう。
例えば簿記の資格を取りたい、勉強する習慣をつけたいと考えるのであれば、簿記の勉強して資格を取った後の「報酬」についてしっかりと考え、
- 今必要なのかどうか
- その報酬を得ることでどんなメリットがあるのか
- 少ない時間の中で労力を割いて、その報酬を得るために勉強する必要があるのか
このようなことを考えてみてください。簿記の資格を取ることで明確に給料が上がるのであれば、そこまで苦労しなくても継続できるようになるはずです。
ですが簿記の資格が何かに使えるのでは?という淡い期待の状態では、継続するための労力を勉強に使おう!という気持ちにはなれませんよね。
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