この記事を読むとわかること
・怒りがどこからくるのかわかる
・イライラを簡単に鎮める方法がわかる

こんばんはー!
大丈夫さんです!
先日、僕の受けている心理学講座で「怒り」の感情にフォーカスした講義がありました。
その中で話されていた「怒りを鎮める方法」が、とてもタメになる内容だったので皆様にシェアしたいと思います!
怒りを感じるのは悪いこと?

「怒り」は誰しもが必ずが感じたことある感情ですよね。
犬や猫など人間以外の他の動物も「怒り」の感情を持っています。
それがなぜかというと「怒り」を感じることによって「自分を守る、襲われた時に反撃する」など「生き残る」ために必要になります。
生存するために必要な感情なので、「怒り」を持つことは決して悪いことではないんですよね。
ただ「過度な怒り」「持続する怒り」に関しては、自分や他の人に対して悪い影響を与えることがあるので注意が必要ということになります。
怒りはどうして起きるの?

怒りの背後にあるのは「コントロール欲」と「大切にされたかった、尊重されたかったという気持ち」と言われています。
コントロール欲とは?
コントロール欲とは、「自分のルールを守ってほしい」という潜在意識です。
相手が「自分(私)のルール」を守っていない、ルールに沿った行動をしていないなと思った時に「怒り」が生じます
- 赤信号では横断してはいけない→赤信号なのに渡った人がいる→なんだあの人!(怒)
- 電車では静かにしないといけない→電車でうるさく会話する高校生がいる→全く今時の高校生は!(怒)
- 交通ルールは厳守すべき→左側を走らない自転車がいる→自転車族はホントルールを守らない!(怒)
- 女性は家事をするべき→夜ご飯を旦那が作る→あの嫁はダメな嫁だ(怒)
- 男も育児をするべき→毎日仕事で遅くなる旦那がいる→私だけこんなに育児してるのに旦那が!(怒)
かなり心当たりあるのではないでしょうか?
特に交通ルール違反などは怒りを覚えやすいのではないかと思います。
このような感じで自分の中には、少なからず「〜しなければならない、〜すべきといったマイルール」があり、それに沿っていない人がいると「怒り」が生じます。
怒りが生じたときに起こす攻撃

人がコントロール欲が叶わなかったり、自分をないがしろにされた時には、2つの攻撃パターンがあるとされています。
①積極的攻撃性
怒鳴る、直接的な攻撃(傷つく言葉を直接言う、殴る)
②消極的攻撃性
黙り込む、態度で示す(だるそうに歩く、舌打ちをする、など思春期の中学生のような)
ここで重要なのは、実際に危害を与えていなくても「何もしない」という攻撃、「無視する」という攻撃も立派な攻撃に入るということです。
じゃあどうすればいいの?
怒りを感じたら、そのまま素直に「気持ちを伝える」ことが大事。
ここで大事になってくるのが『アサーティブコミュニケーション』という考え方です。
詳しくいうと長くなってしまうので、簡単に説明すると、「気持ちを素直に主張する」+「相手を尊重する」コミュニケーションです。
- 「〇〇と言われて僕は悲しかったんだ(気持ちを素直に主張)、だからこういう言い方をしてほしいな(相手に選択を委ねる)」
- 「〇〇だったからとても悔しかったんだ(気持ちを素直に主張)、だからあなたにはこうしてほしいと思ってる(相手に選択を委ねる)」
このように自分の気持ちを主張しながら、相手の選択も大事にするアサーティブコミュニケーションを行うと、それは怒りをぶつける攻撃ではなく、冷静な話し合いにすることができます。
目を向けるのも嫌なほどの「怒り」の鎮め方

これが、今回のメインになります!
どうしても抑えられない怒りを感じた時はどうしたら良いのか。
向き合うのも腹立つような怒りって皆さん感じることありますよね。
そうした場合は「距離を取る」ことが一番効果的と言われています。
物理的に距離を取れることに越したことはないですが、モヤモヤ・イライラした感情は自分の中にある物なので物理的に距離を取ることはできません。
ここで有効とされている方法があります!
それが「収納イメージ法」です!
収納イメージ法 やり方
- ①頭の中で怒りを入れ物(なんでもOK)に入れて、閉じ込める
- ②それを遠くに追いやるイメージ(距離を取る)
これを頭の中でやるだけです!簡単!
実際にやってみましょう。
●怒りの内容
「毎日、マンション中を突き抜けるようなくしゃみをする近所のおじさんが腹立つ」という怒り
●入れ物
ダンボールの中に詰めるイメージ
●遠ざける方法
ゴミ収集車で回収され→プレスされてゴミ処理場で燃やされる イメージ
●怒りの内容
「挨拶しない上司」への怒り
●入れ物
「テニスボール」の中に詰めるイメージ
●遠ざける方法
「ボールを高く放り投げ、思いっきりスマッシュして遠くに飛ばす」 イメージ
●怒りの内容
「混雑している電車内で足を開いて座る人」への怒り
●入れ物
「コンクリートに埋める」イメージ
●遠ざける方法
「東京湾に沈める」イメージ

いろいろやり方があるね!想像の世界なのでどんな物でもOK!!

お前、最後のは「怒り」じゃなくて「その人」入れただろ頭の中で。

えーそんなことないよ〜(口笛ピュ〜)

ヤったなこいつ。

イラッとした時や、モヤモヤがずーっと消えない時にやってみると意外と効果を実感できるはず!
まとめ

今回は怒りを鎮める方法について説明しました。
怒りは生き物であれば全員が感じる感情です。
ただ、その感情をコントロールするのが「上手い人、下手な人」が存在します。
なので今回の「収納イメージ法」を使って自分の中の「怒り」をできるだけ小さくできるようになるといざという時に楽になりますよ!

では、今回はこれで!
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