
皆さんは読書はお好きですか?僕は一日1~2冊は必ず本を読むことにしています。
そんなに早く本を読むと、覚えていられないんじゃないの?と思う方も少なくないと思いますが、僕は全然それでいいと思います。
というか本の内容を一度で覚えるってどんな方法を使っても絶対無理だと思います。
本は「覚えられないもの」と知っておく
せっかく本を買ったんだから、本の内容は全て覚えなければならないと考えてしまうと、それだけでもうどうしようもなくハードルが高くなってしまいますよね。
でもまずは本を読むときに「全部は覚えていられないのが普通」という意識を持って本を読むと本を読むというハードルを一気に下げることができます。
量が多すぎて覚えていられないのが普通
皆さんは学生時代に日本国憲法の前文を暗記した経験はありませんか?その時は何日も何日もかけて暗記したと思いますが、一度で暗記しろといわれても絶対無理ですよね。
ですがそれが本になった時に、「読んだ本の内容を覚えておかなきゃいけない」という意識になってしまうのでしょうか。一般的に販売されている本というのはある程度のボリュームがありますし、どんな読み方をしたとしても本の内容を全て覚えておくというのは普通の人間には出来ません。
だからはじめから覚えられないものという認識で読んだ方が良いのです。その方が本を読むことに対する心のハードルはさがるので、たくさんの良い本に触れることができます。
一個でも自分の行動や考え方に影響があれば上出来
僕が本を読むときに意識しているのは「この本を読んだ後に、自分の行動が一つでも変わっていればいいな」ということです。
例えば運動が体によい、有酸素運動が脳に良いということを知ったら、1日の中に有酸素運動を取り入れる時間を少し増やしてみるなど、自分の生活の中に1個だけでも良いから取りいれてやってみるという感じです。
1年で300個の知識を使えるようになるということは・・・
素直に良いなと感じたことを1個でも良いからやっていけば、1年後には300個以上、3年後には1000個の「良い知識」を取り入れられるという事です。
本というのは、著者が人生のなかで気付いた事、様々な経験や失敗の結果、こうすればいいんじゃん!と思ったことが書かれています。その考え方に行き着くまでに数10年かかっているかもしれません。
3000年分の知識を1年で!?
そんな数10年かかって気付くような知識を300個持って生活している自分を想像してみてください。考えただけでもすごいですよね。
単純計算で10年かかって著者が気付いた知識を1年かけて300個使えるようになっていたら、人間の3000年分の知識を吸収できていることになります。とんでもないことですよね。
頭は勝手に覚えてくれる
本当に本の内容を覚えていなくても大丈夫なの?と思うかもしれませんが、例えば昔読んだことがある本の内容って「あれ・・・これどっかで読んだことあるかも。」「あ〜昔読んだ本に書いてあった事と同じだ〜」というようにどこかのタイミングで思い出した経験はありませんか?
実際に覚えようとしなくても本の内容は意外と覚えているものですし、忘れていたとしても類似した情報にアクセスしたときに想起されれば、ぼんやりと思い出すこともありますよね。
超重要なことってはいろんな本に何度も書いてある=その度に思い出せる
さらに初めて見る内容よりも、「あっ、これ昔聞いたことあるな、聞いたことあるな」という内容の方が実はとても記憶に残りやすくなるといわれています。
だから何度も何度も本に書かれている超重要な知識というのは、たくさんの本を読んでいくうちに意識して覚えていなくともに何度も見返すことなるので、そのうちに勝手に記憶に残ります。 だから本は必死に覚えようとしなくても全然OKなのです。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- 本を読むハードルをあげるのは、覚えなきゃという意識
- 本は覚えられないものと知っておく事が大切
- 1冊読んだら1個だけ得た知識を使ってみよう
- 超大事なことなら、いろんな本に書いてあるから何度も出てくる
- 何度も出てくれば勝手に覚えていくから大丈夫
こんなところでしょうかね!今回の記事を読んで、皆さんが少しでも本を読むという事へのハードルを下げられて、たくさんの本を読めるようになっていただければ良いなと思っています。

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