
今回はこちらの「鏡の法則」という本を読んで、得た知識がこれからの人生においてとても大切だと思ったのでシェアしていきたいとおもいます。
鏡の法則はとても有名な本なので、皆さんも一度は読んだことや目にしたことがあるかもしれませんね!
鏡の法則とは?
鏡の法則とは自分の周りの人達は自分の出来事が自分を映し出しているという意味の法則です。本の中では鏡の中の自分を変えるには、現実の世界の自分を変えるしかないという説明で書かれています。
相手を変えることはできない、自分の人生を変えたかったら自分を変えるしかないというメッセージ性を感じる法則ですね。
詳しく鏡の法則について知りたい方は、書籍の方に素敵なエピソードの小説とともにわかりやすく解説されていますのでそちらを読んでみてくださいね。
必然性の法則を知っていればもっと楽になる
今回僕が一番、「これは覚えておいたほうが良さそうだ」と感じたのは鏡の法則の中の「必然性の法則」というものです。
必然性の法則とは
必然性の法則とは、
起きた出来事は偶然に起きたわけでなく、自分に対して何か大切なことを教えるために必然的に起きたもの
このように考える方法のことを言います。 例えば風邪をひいたという出来事があった場合、大抵の人は「こんなタイミングで風邪を引いてもったいない!」とか「風邪を早く治さなきゃ」ということを考えるのではないでしょうか。
ですが風邪をひいたという出来事を必然性の法則として捉えると、風邪をひいてしまったという出来事は以下のようなことを身をもって教えてくれたと考えることができるのではないでしょうか。
必然性の法則で考えると・・・
- 風邪予防のための手洗いやうがいの大切さを教えてくれた
- 毎日の疲れが知らないうちに溜まっていたことを教えてくれた
- そろそろ休んだ方が良いんじゃないの?ということを体が教えてくれた
- 少し自分のことを考える時間が必要だということを教えてくれた
- 体が冷える格好をしていたよという事を教えてくれた
このように考えるとどんな出来事も「悔しい、残念、失敗、後悔」などのネガティブな感情の眼鏡で見るのではなく、優しい感情の眼鏡で見ることができるようになるのでは?と思いました。
どんな出来事も必然性の法則で考えられる
必然性の法則の凄さはどんな出来事に対しても活用することができることです。例えば何もないところで思いっきり転んでしまったという時であっても、
- 何か余計なことを考えていたかもしれない、ということを教えてくれた
- 転ぶと痛いから次は転ばないように気をつけて歩くように、ということを教えてくれた
- 疲労がたまっているのかもしれない、ということ教えてくれた
- 靴のサイズが合ってないよ、ということを教えてくれた
- 歩く姿勢が悪くなっているよ、ということ教えてくれた
ひとつの何気ない出来事であっても、それを振り返って何か得られる情報はなかったかと再考する機会を与えてくれるのがこの必然性の法則です。
神秘的なものではなく、単純な考え方
「○○の法則」というと、なんとなくスピリチュアルな香りがして敬遠しがちな人もいるかもしれませんが、必然性の法則は単純に言えば「一つの出来事に、それにはどんな意味があったのだろうと熟考する時間を設けてみよう」ということなだけなんですね。
ニュートンも必然性の法則で考えた?
例えば万有引力を見つけたニュートンも「リンゴがまっすぐ下に落ちた経験」について、意味を熟考したことで、あらゆるものに引力が働くということを見つけたという説がありますよね。
それにはどんな意味があるのか、起きた出来事・結果には必ず何かの原因がある、だから今の出来事には何か原因があるのではないかなど、色々なことを考えてみるといつものは違った視点で様々な情報を得ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事をまとめると、
- 必然性の法則を知っていれば違った視点で物事を見ることができる
- 必然性の法則なしではネガティブな感情が生まれやすい
- ネガティブな感情をの眼鏡で見るよりも、何かを得られたと言うプラスの感情で物事を考えることができる考え方
- 必然性の法則は神秘的なものではなく、考え方をシフトしてみようということ

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