こんにちは大丈夫さんです。
先日、本屋をぶらぶらしていたら面白い本を見つけました。
それがこちら
「グチ活」会議 社員のホンネをお金に変える技術 著者:仁科 雅朋さん
「グチ」って皆さん、ネガティブなイメージがありますよね?
この本を読むことで「グチ」が出る本当の意味がわかります。
そしてグチに対してのイメージがガラッと変わります。
ビジネス書の読書はこういったパラダイムシフト「発想の転換」が見つかるのが面白いですよね!!
(パラダイムシフトとかいうかっこいい単語言いたいだけの大丈夫さん)
今回の記事では
- 職場の環境に不満がある
- 身近にグチばっかり言っている人がいて腹立つ!
- ガチガチの管理体制の下で働いていて息苦しい・・・吐き出したいけど、悪いよね。
と思っている方や
- 会社の業績が上がらないと困り気味の経営者の方
- 職場、家庭、部活、サークル内の人間関係が悪い
と感じている方に対して
上記の本を読んで、その悩みに対する解決策をまとめて記事にしてみました。
その中で1つでもヒントを見つけることが出来ましたら嬉しいです。
「グチ」が出るのはなぜ?

「グチ」に対するイメージ
大丈夫さんはHSP気質を持っているので(HSP気質についての詳しい説明はこちら)、
グチをいっている人を見ると
- 「うわ〜またAさん愚痴言ってる・・・。怖い」
- 「自分に対しても愚痴言われてないかな・・・。聞かないように離れとこ。」
みたいにものすごくネガティブな印象を受けます。
でもよくよく考えてみると、僕自身もグチはめちゃくちゃ言ってます。
- 「〇〇さん(上司)の監視が怖すぎ。」
- 「職場暑すぎて集中できないよ〜。」
- 「なんでこんなにこの作業多いんだろ。あんまり意味ないと思うけどなぁ。」
「グチ」のパワー
グチ活の本では
「グチの中にこそ会社や組織の重要な解決するべき問題がぎっしり詰まっている。」と書かれていました。
グチとは=その人が秘めている「こうしたらもっとうまくいくと思うけどなぁ」
と言う改善策がカタチになっているということです。
確かにこう考えると
「グチ」を言ってる人=会社や組織に対して正面から向き合っている意識がある人
ということになりますよね。
グチ言っている=なんだか嫌な人、
というイメージの発想を転換することで少し見方が変わりますね。
「グチ」が出ないような環境にいると・・・

「グチ」の出ない環境って?
グチがでない場所というのは、
「上の立場にいる人や規則」からの圧力が凄くて「グチすらも言えない」場所ということになります。
そんな場所じゃ、息が詰まりそうになります。
居心地が良いと感じている場所でもグチはそこそこ見つかりますよね?
気の許した仲のいい友達や同僚と話していてもグチは出てきます。
むしろそっちの方が大量にグチが出てくることが多いですね。
「グチ」の重要性

グチをうまく使うと「自己開示」ができる
この本ではジョハリの窓という、対人コミュニケーションの円滑に進める考え方をもとに説明していました。
詳しくはこちら(とってもわかりやすい説明が載っていました)
簡単にいうと、
「自己開示」を十分に行っている人は、相手からもフィードバックしてもらえてそれを受け入れやすくなるのでコミュニケーションが円滑に進みます。
逆に「自己開示」を十分に行えていない人は、自分の考えている自分と相手から見られている自分がかけ離れているので
自分に対して相手から言われたことに対してストレスを感じやすくなってしまうということです。
グチを通して自分が感じていることを素直に伝えられる環境というのは、
人間関係も上手く行きやすいということになりますね。
グチは「組織の連帯感を高める」ことが出来る可能性を秘めているということです。
「グチ」の種類
この本ではグチを、
「勢いのあるグチ」「勢いのないグチ」
の2種類に分類して説明していました。
「勢いのあるグチ」
人間が求める理想をカタチにしたグチですね。
- 「こうだからできない!」
- 「ああすればできるのに!」
組織に対して正面に向き合っているときに出てくる「解決の糸口」が含まれたグチですね。
「勢いのないグチ」
- 「あぁ、早く帰りたいな」
- 「お腹すいたなぁ。」
- 「まだあと1時間もあるじゃん。」
- 「どうせ何言っても怒られるし、黙っておこ。」
このように問題解決はもう諦めてしまって、意識が組織の外に向いているグチです。
単純に意欲が低いか、
マイクロマネジメントというように
管理体制がガチガチすぎてもう自分ではどうすることもできないから諦めているというパターンがあるようです。
「グチ」を有効活用すると最強

本の中身には突き詰めた詳しい「グチ活会議」のやり方が載っています。
経営に困っている人や組織の環境をもっと良くしたいと考えている方は、
ぜひこの本を読んでみてください。
問題を解決するヒントがたくさん見つかると思います。
僕はこの本を読んでみて、
会社だけではなく家庭内や友人関係などのものすごく小さな集団でも
同じようなことができるのではと思いました。
またグチに対するイメージが変わって、
グチに対してもっと前向きに向かい合ってもいいのかな
と思いました。
そしてそれをどんどん開示する。
その中で気をつけることは、人を直接傷つけないような表現に変えて伝えるということ。
そういったグチを繰り返していくうちに、
自然と「自己開示」ができるようになり
自分を取り囲む環境が自分にとって居心地が良い場所に変わっていくのかなと感じました。
まとめ
今回は
「グチ活」会議 社員のホンネをお金に変える技術 著者:仁科 雅朋さん
を読んで感じた感想と
人間関係の悩みを解決する考え方のヒントを載せてみました。
この記事の中で、
何か一つでも良いかもと感じてくれる方がいてくだされば、
大丈夫さん感激です。
「グチ」に対するイメージの転換のように、
読書を通して「発想や考え方の転換」ができるのはとても楽しいです。
ぜひこれから読書をする人や、
読書をしているけどマンネリを感じていた人は
この「自分の中にある固定されたイメージが崩れていく感覚」を感じながら
読書を行うと面白く読書ができるのかなと思います。
では今回はこれで!
また次回!
コメント
コメント一覧 (2件)
バンバン正論系グチ吐きの私。
でも、勢いのあるグチに当てはまるからよしとしよーっと!(言い方にも勢いある◎わら)
発想の転換ですよねー!
こんな発想ができる上司が欲しいなぁ、同僚が欲しいなぁと思いましたー!
そこが羨ましい大丈夫さんです。
黙って溜め込むタイプ・・・。