読書好きなら避けられる!注意すべきエコーチェンバー現象とは?

こんにちは、大丈夫さんです!

今回も読書を通して得た気付きを記事にしてみました。

今回の記事では、

  • ネット記事や動画で陥りやすい現象「エコーチェンバー現象」とは?
  • エコーチェンバー現象の怖さ
  • エコーチェンバー現象を防ぐにはどうればいいのか

これらについて解説していきたいと思います。

今回参考にさせていただいた書籍はこちらです。

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目次

ネット記事や動画の情報はアクセスしやすい

皆さんは知りたいことが合ったときに、どんな方法で調べ物をしますか?

ほとんどの人の場合はググって、1〜2記事くらいネット記事をみて情報収集をしていますよね。僕もそうです。

最近ではYouTubeでも知りたいことをまとめている動画がたくさんあるので、そちらを活用している人もいるかもしれませんね。

ネットの情報というのは「とても簡単にすばやくアクセスしやすい」という事が大きなメリットです。

知りたいことを単語にして「〇〇とは」とか「〇〇対策」などで検索すれば、あっという間に知りたい情報が書いてあるであろう記事を選出してくれますよね。

便利だけど、ちょっと注意

先ほど説明したようにネットで検索するということは、ピンポイントの情報を素早く仕入れることができるという大きなメリットがあります。

しかしそんな便利なネットの情報ですが、実は大きなデメリットもあります。そのデメリットのキーワードが「エコーチェンバー現象」です。

エコーチェンバー現象とは?

エコーチェンバー現象(エコーチャンバー現象、Echo chamber)とは

自分と同じ意見があらゆる方向から返ってくる「反響室」のような狭いコミュニティで、同じような意見を見聞きし続けることによって、自分の意見が増幅・強化されることを指す。

若干難しいかもしれませんが、簡単にまとめると

自分の知りたい情報をネットで調べる

ピンポイントで知りたい情報しか手に入らない

さらに自分と同じ興味や関心のあるユーザーの意見や考え方しか目や耳に入らない(エコーチェンバー現象)

新しい情報が入らなくなってしまうので新しい気付きが得られにくい

このように情報に偏りが出てきてしまうという事になります。

これは特にSNSなどのサービスを使うときに生じやすいようです。

ネット情報、SNS情報だけでは多様性がなくなる

ネットというのは本来さまざまな情報がある場所なのに、あまりに便利に特定の情報にアクセスできる環境にあるため、自分の知りたい情報、自分の意見を肯定してくれる情報だけに目が行くようになってしまいます。

これはある意味ではかなり閉じた空間での情報収集になるといっても過言ではありません。

多様な経験や多様な知識、多様な情報に触れる機会がネットが便利になるにつれて失われていく傾向にあるようです。



エコーチェンバー現象を受けない情報収集

ではこのような多様性が低くなりがちな情報収集を防ぐために、僕たちはどのような情報収集方法を使えばよいかというと、やはり「読書」が良いといえます。

読書の場合は自分の望む情報をすぐに手に入れることはできませんが、知らなかった情報、新しい気付きなどを様々な人の経験を通して新しい発見を見つけることができます。

本を読むといろいろな発見がたくさんありますよね。

一方でネットの記事やSNSの情報だと「うーん、知ってた。」「やっぱりそうだよね。」「へぇーそうなんだ。」というあまりピンと来ない感覚を多く感じる機会が多いのではないでしょうか。



圧倒的にオススメなのは翻訳書

本の中でも、もちろん当たりはずれは存在します。

自分の知っている情報ばかりが載っている本だと、ネットやSNSの情報のように「あー知ってた。」で終わることもありますよね。

そこでおすすめなのが「翻訳書」です。翻訳書は「海外で評価されて、たくさん売れた本」を日本語に翻訳したものであり、情報そのものに高い価値があるといえます。

さらに著者の生活する文化・スタイルは読者の日本人とは全く異なるものなので、いわゆる日本人的な感覚がない分、新しいものの見方や考え方を学ぶことができます。

日本に住んでいるだけでも情報が遅い

日本語というのは世界でもかなり難しい言語といわれています。

言語の壁は厚ければ厚いほど情報の流入も少なくなったり、遅くなってしまうことは想像に難くないですよね。

日本国内に住んでいるというだけで、日本語というレアな言語しか使えない環境にいるという事だけで、海外の新しい情報に触れる機会が乏しいといえます。

そこで活用するべきなのは「海外でもかなり評価されて、世界中で販売されている翻訳書」です。

翻訳書を読めば最先端の研究者の情報や、日本人がまだ経験したことがない新しい発想・考え方を学ぶことができます。



翻訳書を読むと情報の先取りが出来る 

日本から海外に大きな影響を与えているものというのは昔の日本のあればいくらかはあったかもしれませんが、今の日本ではあまり聞かないですよね。

逆に海外から日本に影響をもたらしているものというのは数えるとキリがないくらい多いです。

ということは海外の情報をいち早くキャッチすることができれば、これからの日本がどのような物やサービスが流行り、どのような思考になっていくのかをある程度予測することができるという事です。

事業に成功している人たちの自伝を読んでいると、ほとんどの人が海外の有名な翻訳書を参考にしたら成功したと書いてあります。

海外の多様性のある情報をいち早くキャッチするということは、情報強者になれることでもあり、情報強者になれば成功に近づけるということでもあるんですね。

まとめ

今回の記事をまとめると

・ネット記事やSNSの情報は知りたい情報に素早くアクセス出来るのがメリット
・ネットやSNSはピンポイントな情報しか集められない
・エコーチェンバー現象で自分の知りたい情報や納得できる情報しか見えなくなる危険性がある
読書はエコーチェンバー現象を回避できる
・より多様性のある本を読みたいなら翻訳書がおすすめ

もちろんネットやSNSの情報は知りたい情報にアクセスしやすいのでかなり使い勝手がよいです。しかし多様性という面からすると劣ってしまうのかなと思います。

ここで大切なのは情報収集手段の「使い分けだと思います。

今すぐ知りたい情報であればネットを活用して、その情報を詳しく深堀したり関連情報を知りたいと思ったら書籍で理解を深めるようにすれば、どちらのメリットも活用することができるようになります。

今回は僕も様々な知識を得ることができました。こうやってアウトプットをしながら皆さんにも僕が良いと思った情報を共有できて、さらに自分の頭の中の記憶も深めることができるのでとても有意義に感じます。ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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